2021.04.27

【2021年最新版】介護タクシーの利用料金・利用方法を徹底解説しました!

最終更新日:2021.04.29

移動手段は生活をする上で非常に大切なものです。加齢によって体が不自由になると移動手段も人に頼る必要があり、その代表格としてタクシーがあります。しかし、タクシーをも使えない場合はどのような方法があるのでしょうか?

それは介護タクシーです。ここでは介護タクシーの利用料金や利用方法についてご紹介していきます。生活をする上で移動は必須の項目ですので、もし現在移動することが困難、親などの受診などが困難になってきている場合は是非参考にしてみてください。

介護タクシーの概要

 

介護タクシーはその名の通り、介護が付いたタクシーです。よく勘違いされるのは、介護の範囲です。「介護タクシーだからスーパーまで運転してくれて、買い物に付き合ってくれるんでしょう」と思いがちですが、あくまでも介護タクシーは車の乗り降りの介助がメインとなります。

また、車いすの方でも車いすごと乗れるような車両になっている、ストレッチャーのまま乗れるような車両になっていることも特徴的であるといえます。

 

介護タクシーの保険適用のケース   

介護タクシーは基本的に介護保険等の保険は適用されませんので、全額実費となります。しかし、以下の項目については費用の負担軽減があるので覚えておきましょう。

 

・受診時のタクシー代は医療費控除に含まれる

受診をする際の移動手段は医療費控除に含まれます。医療費控除とは年間で10万円以上超えた医療費については後日還付(戻ってくる)という制度です。基本的に医療費のみが対象になりますが、受診時の移動にかかった費用についても含まれます。

介護タクシーを利用した場合の費用は医療費控除に含まれます。

 

・訪問介護は保険が適用される

介護タクシーは全額自費扱いですが、介護タクシーに乗るまでや降りる際の動作補助については訪問介護で保険が適用されるケースがあります。訪問介護の保険適用があるので、介護タクシーも保険適用になると勘違いされる場合もあります。

訪問介護で保険適用を受ける場合は、ケアマネジャーがきちんとケアプランにサービス内容を記載しておく必要がありますので注意しておきましょう。

 

介護タクシーの保険適用外のケース             

介護タクシーは基本的に保険は適用されません。それではなぜ適用されないのでしょうか。

その理由としては、まずタクシーの移動については介助の必要がないからです。

介護保険の原則は出来ない部分を補助するということです。例えば、タクシーの場合は運転はタクシー運転手が行いますので、移動については介護が必要ではありません。また乗り降りの補助については、訪問介護でカバーすることが出来ますので、保険は適用されないのです。

 

介護タクシーの利用料金

介護タクシーの利用料金はいくらぐらいになるのでしょうか?まずは料金の種類についてみていきましょう。また、料金を安くする方法についてもお伝えします。

 

・距離制料金

通常のタクシーと同じように走った分だけ料金が発生するものです。例えば、2キロで660円、以後1キロごとに300円というような形態です。

タクシーよりも若干料金が高めで設定していることが多いのも、介護タクシーの特徴であるといえます。

 

・時間貸し料金

距離料金ではなく、時間で設定しているケースです。1時間3000円というように、時間に対して料金が発生する場合です。これは距離料金と比べると、長時間使用する場合に選択されることが多いです。

例えば、スーパーに連れて行って欲しい、買い物後はすぐに帰りたいのでずっと待機して欲しい。という場合、時間貸しの方が便利であるといえます。また、墓参りなどで移動以外にも色々手伝ってほしいというケースも、時間貸しが選択されやすいといえます。

 

・障害者のタクシーチケットを使用する

障害者手帳を持っているのであれば、タクシーチケットを利用することをおすすめします。タクシーチケットは利用料金の一部を市が補助してくれるというものです。

介護タクシーを使うぐらいの身体状態であれば、身体に何らかの障害を持っていることが多いですので、一度障害者に当てはまるのか確認し、該当するようであれば手帳を作り、タクシーチケットを入手しましょう。

市町村によって異なりますが、年間で2万円~3万円程の補助が出ます。

 

介護タクシーの利用方法

それでは介護タクシーを利用するにはどうしたら良いのでしょうか。もしケアマネジャーが付いている場合はケアマネジャーに介護タクシーを紹介してもらうのが良いでしょう。多くの介護タクシーはケアマネジャーに営業活動をしているので、知っていることが多いです。

また、ケアマネジャーが付いていない場合は、インターネットなどでもすぐに見つけることが出来ますので、一度探してみることをお勧めします。

実際利用する場合の注意点ですが、介護タクシーは余程のことが無い限り予約制になります。どうしても急遽利用したい場合は、空いていれば利用が出来ますが、空いていない場合も多いので注意しておきましょう。

 

介護タクシー利用のメリット・デメリット   

介護タクシー利用をする場合のメリットやデメリットはどのようなものがあるのでしょうか。それぞれ見ていきましょう。

 

・メリットについて

メリットはやはり安全に車の乗り降りが出来るということでしょう。介護タクシーの運転手は介護の資格を持っていることが多く、運転も出来るだけ安全に移動できるような配慮をしていることが多いです。

通常のタクシーであれば運転手によっては、全く乗降の手伝いをしてくれない場合もありますし、例えば、車いすで誤って車を傷つけた場合などは弁償しないといけない可能性もあります。

車の乗り降りに不安がある方や、少しでも安全に移動したいという方は介護タクシーを利用することをお勧めします。

 

・デメリットについて

介護タクシーを利用する際のデメリットは2つあります。1つは料金が通常のタクシーに比べると高いということです。通常のタクシーと比べると1割~2割、場合によっては3割ほど高い料金を請求されることがあります。事前に料金を伺うようにしておきましょう。

2つ目は予約が必要だということです。急に利用したい場合でも、予約がなかなか取れずに利用が困難になるケースもありますので注意しておきましょう。

 

介護タクシーについて      

介護タクシーは移動手段しては非常に便利であり、利用する本人はもちろん、家族も安心して移動を任せることが出来ます。特に車いすで移乗が出来ない方、寝たきりでストレッチャーで移動をしないといけない方などは、介護タクシーは安心して利用することが出来るでしょう。

また、介護タクシーは個人で行っていることが多いですので、信頼関係が出来ればある程度融通を聞かせてくれる場合もあります。

もし迷っている場合は、まず料金を調べる、料金に納得できるのであれば一度利用してみることをお勧めします。