2021.09.11

トイレの住宅改修

最終更新日:2021.09.11

毎日使うトイレだからこそ、快適さを追求したいトイレ。夜間使うことも考えると安全面にも工夫や配慮が必要です。

トイレの改修前 ワンポイントアドバイス

  • ☑腰や膝に負担がかからない洋式トイレにしましょう。便器座面の高さも立ち座りがしやすい高さにしましょう。
  • ☑安定して立ち座りが行えるよう手すりを取り付けましょう。
  • ☑床はすべりにくい材質にしましょう。
  • ☑ドアは万が一中で倒れてしまった場合を考えて内開きを避け、外開きか引き戸としましょう。
  • ☑トビラの有効幅は75cm以上確保しましょう。
  • ☑暖房便座を使用し、座った時のヒートショックを予防しましょう。
  • ☑レバーで水を流すために立ち上がって振り返る動作を行わくても済むように壁付けのリモコンで操作することもお薦めです。
  • ☑フチなしの便器など汚れを落としやすい便器にすると手入れが楽になります

改修事例〈手すりの取り付け〉

トイレでの立ち座りが不安定な方、トイレ入り口から便座までの歩行が大変な方、トイレ内で向きを変えることが大変な方におすすめな提案が手すりの取り付けです。体の大きさや、力の入れ方によりさまざまな手すりの取り付け方があります。

〈事例①縦手すり、横手すり〉

トイレ 縦手すり 横手すり

立ち座り時につかまって動作を行う縦の手すりと、トイレ内での歩行時に体重を支える横の手すりを設置しました。反対側にも横の手すりを設置し、歩行をより安定して行えるようにしています。

トイレ 横手すり

〈事例②L字手すり〉

トイレ L字手すり

立ち座りと便座に座る前の方向転換を安定した動作が行えるL字型手すり

改修事例〈段差の解消〉

トイレ入り口の段差は歩いているときはもちろん、車いす、歩行器の利用の際は大きな障害(バリア)となります。段差の撤去や床の高さのかさ増しなど、さまざまなご提案でバリアフリー化できます。

トイレ 段差の解消

トイレの入り口に段差が5cmあるため、つまずきのリスクが高かったため段差を解消し歩行器を利用したままトイレ内に入れるようになりました。段差を解消することで転倒リスクを軽減することができます。

改修事例〈扉の入替〉

改修事例〈便器の取り換え〉

遠藤 和優
介護職員初任者研修、福祉用具専門相談員、住環境コーディネータ2級
福祉用具貸与事業所に勤務し、住み慣れたご自宅での在宅生活を安全・快適に過ごしていただけることをミッションとして福祉用具・住宅改修を通して携わる。
現在は、お客様のお悩みやご相談を受け、福祉用具だけではなく様々な介護保険サービスの説明やご案内を介護相談センター相談員として取り組んでいる。