もし入居したいのであれば、体験入居できる老人ホームもあります。インターネットで体験入居できる施設を調べてみて、見学から体験入居までされるのも1つの手ですよ。

おばさまの今後が不安になりますよね。
介護認定の申請時にお聞きしたかもしれませんが、介護度の判定後にサービス利用を検討することになります。認知症の進行後は、介護サービスを組み合わせて在宅生活することまたは、老人ホームに入居することが考えられます。できる限り在宅生活を継続したい場合は、デイサービスや訪問介護を活用します。小規模多機能という施設では、同じ施設の中で通いサービス・訪問介護・ショートステイ(泊りサービス)を組み合わせて利用できます。施設入居までの待機期間をショートステイで待機する利用方法もあります。老人ホーム入居は、種類により入居条件が異なりますが、自立や要支援から入居できる老人ホームもあります。要支援から入居できる老人ホームは介護付き有料老人ホーム、住宅型有料老人ホーム、グループホーム、サービス付き高齢者向け住宅、軽費老人ホームです。介護付き有料老人ホームは要支援1から入居できます。24時間介護サービスが受けられるため、医療行為が必要でなければ重度化してもそのまま生活できることが多いです。住宅型有料老人ホームは自立から軽度の要介護度の方が入居できる老人ホームです。介護サービスは外部の介護サービスを利用します。
グループホームは認知症と診断され、要支援2以上の方が入居できます。こちらも24時間介護サービスが受けられるため、医療行為が必要でなければ重度化してもそのまま生活できることが多いです。サービス付き高齢者向け住宅は自立から入居できる高齢者向け住宅です。介護付き有料老人ホームのように24時間介護サービスを受けられる老人ホームと住宅型有料老人ホームのように外部の介護サービスを利用する老人ホームがあります。軽費老人ホームは公的施設で自立から入居でき、タイプにより受けられるサービスが異なります。有料老人ホームより安価のため、入居まで時間がかかると言われています。
介護度の判定後、今後の生活や介護サービス利用について包括支援センターにご相談いただくと良いと思います。