高齢者施設の入居費用の支払い方法は、「全額前払い方式」「月払い方式」「一部前払い・一部月払い方式」の3種類あります。
・「全額前払い方式」は、定められた償却期間の家賃分を前払い金や入居一時金として、一括で前払いするものです。初期費用は高額になりますが、月々の支払額を抑えることができます。また、償却期間を過ぎると追加金不要のケースが多い為、長く住めばトータル的に費用が少なくて済みます。
・「月払い方式」は、入居している期間、毎月家賃を含めた費用を払うものです。こちらは月額費用を抑えることができますが、月々の家賃支払いが長期的にわたります。居住年数が長くなるほど、トータル的な費用は高くなります。
・「一部前払い・一部月払い方式」は、前払いと月払いを組み合わせた支払方法です。家賃の一部を前払いすることで、「月払い方式」に比べて月々の家賃支払いを軽減できます。「全額払い方式」と比べると、月々の家賃支払いが長期的になります。

質問者さんのできるだけ初期費用がかからない施設ということであれば、「月払い方式」をしている施設が良いかと思います。また、長期的な入居を考えているのであれば、初期費用を抑えつつ月々の支払いを軽減できる「一部前払い・一部月払い方式」が良いかもしれません。