2021.05.20

【2021年最新版】寝たきりの方におすすめの介護用品の種類と特徴|快適介護用品・福祉用具

最終更新日:2021.06.11

家族が寝たきりになったら、生活をサポートする介護用品の導入を検討しましょう。寝たきりサポート用の介護用品としては、床ずれ防止用具や介護ベッドが挙げられます。どのような用具を選んでいいのかわからない人のために、当コンテンツでは寝たきり者向け介護用品をご紹介します。

床ずれ防止用具

高齢者の手
寝たきりの方が長時間同じ姿勢でいると、床ずれが起こりやすくなります。身体の重みで体が圧迫されて、血流が悪くなってしまうからです。そのままだと皮下組織の壊死に繋がるため、床ずれ防止用具で予防しましょう。床ずれ防止用具は、体圧を分散させることで、床ずれ防止ができます。体圧を分散させ身体の負担が軽減できれば、頻繁に体位を変えなくても済みます。結果的に床ずれ防止器具は、寝たきりの方の身体をケアしてくれるだけでなく、介護する側の負担も軽減できるでしょう。どのような床ずれ防止器具があるのか、具体的な商品をご紹介します。

タイカ アルファプラF撥水カバータイプ

タイカ アルファプラF

 

タイカのアルファプラFは、低体重の方向けの床ずれ防止マットレスです。柔らかさと弾力を兼ね備えており、低体重の人でも体圧を分散しやすくします。低体重の方は、マットレスが柔らかくないと体圧を分散しにくい問題があります。しかし、柔らかすぎても身体をサポートする力が弱くなりやすく、また介護で体位を変える際にも不便です。アルファプラFなら、適度な柔らかさと体位変換のしやすさを兼ね備えており、弾力のバランスが保たれています。さらに撥水・防水カバーを選べば、マットレスが汚れる心配を軽減できます。寝たきりでおむつをしている方が、失禁や寝汗などでマットレスが濡れるのをカバーするために便利です。また、マットレス自体も丸洗いが可能で乾きやすい素材を使用しているため、いつでも清潔を保てます。

ケープ エアマスター ネクサスR

ケープ エアマスター ネクサスRセット

ケープのエアマスター ネクサスRは、高機能なエアマットレスです。体重が40~60kgまでの方用で、寝たきり生活の半数以上の人に対応できます。マットレスの空気が入る部分は、下層24本と上層48本のエアセルです。ひとつずつが独立しているため、身体の部位に合わせて細やかな体圧分散ができます。エアーの調節は、簡単操作が可能な機械で行います。蒸れ対策のための操作や、立ち上がりの際に内圧を高める操作も可能です。異常動作時には赤ランプや警告音で知らせてくれるため、安心して使用できるでしょう。

モルテン オスカー

モルテン オスカー 体圧分散型エアマットレス

モルテンのオスカーは、自動体位変換機能がついた高機能エアマットレスです。体位変換は、付属の機械で簡単操作が可能です。機械による体位変換は、夜間の睡眠中に便利でしょう。人の手での体位変換だと、手が体に触れることで睡眠を邪魔する恐れがあります。介護者にとっても、夜中に何度も体位を変えるのは負担です。自動の体位変換マットレスなら、2~3時間おきに体位を変えられます。介護の知識がない人でも、マットレスにお任せしながら自動で体位が変えられるでしょう。

体位変換器

寝ている高齢者

体位変換器は、寝たきりの方の褥瘡(じょくそう)防止のためのグッズです。一度褥瘡ができると治癒させるのが難しいため、道具を使って予防していきましょう。家族やヘルパーが体位変換をサポートしますが、筋力が弱い人だと大変です。道具を使って体位変換させると、介護する人の負担を軽くすることができます。体位変換器のおすすめ商品を2種類をご紹介します。

アイソネックス ナーセントパット 3点セット

	 アイ・ソネックス ナーセントパットA 3点セット

大ピース1個と少ピース2個がセットになった商品です。三角の形をした2種類のウレタンパーツを使って、体位変換をしやすくします。パーツはそれぞれ30度の角度があります。背中の下にパーツを差し込むと、体圧を均一に分割できます。または、2つのパーツを腰の両サイドに入れる使い方や、座った際の背中の使用も可能です。

アイソネックス ナーセントロールL

アイ・ソネックス ナーセントロール L

筒状で長細い体位変換グッズです。中身は円柱形小ビーズで自由自在に変形するため、身体に沿わせて使用できます。ベッドでは、背中の下に入れる、または抱きかかえるように使用します。自由自在に変形できるため、丸めて膝下のクッション代わりにもおすすめです。車椅子で使用するときは、背中の下に入れる、または手の下に入れることができます。丸めて身体全体に沿わせると、身体をホールドしながら前かがみの姿勢に対応可能です。

介護用ベッド

介護ベッド

寝たきりの方は、生活を楽にするための介護用ベッドが必要です。ベッドは睡眠時に使用するだけでなく、食事や趣味を楽しむための場所としても活用します。毎日の生活に欠かせない道具のため、寝る・立ち上がる・座るという動作がしやすい介護ベッドを選んでください。介護用ベッドとして有名なメーカーは、パラマウントベッドです。電動タイプが用意されているため、上半身の起き上がりや、楽な姿勢で横になることができます。ベッドの高さ調節も電動でできるタイプで、幅広い人の介護向けとして便利です。パラマウントベッドの中でも、おすすめの商品をご紹介します。

パラマウントベッド 楽匠Z 3モーター

パラマウントベット 楽匠Z3モーター

パラマウントベッドの楽匠Zシリーズは、ベッド自体が傾斜するタイプです。ベッドの下に、ベッド自体の高さを調節できる部分がついています。高さ調節は、21~64.5cmまでの垂直昇降が可能です。ベッド自体を傾斜させると、背もたれを立てた際に、身体のずり落ちを防げます。身体のホールド感が高まり、生活空間への視線が広がりやすい特徴があります。このような特徴から、楽匠Zシリーズは、座った姿勢で長く過ごす方におすすめです。また、3モーター式により、3種類の背上げ機能と膝部分の角度調節、ベッドの高さ調節に対応します。背・膝・高さの3つの調節は、手元のスイッチでお好みの角度に調節できます。

パラマウントベッド 楽匠プラス 3モーター

パラマウント 楽匠プラス

パラマウントベッドの楽匠プラスシリーズは、背上げ姿勢を追求したタイプです。背部分だけでなく、骨盤も起こすことで、安定した背上げ姿勢を実現しました。楽匠プラスシリーズは、ベッドの上で座るだけでなく、ベッドから立ち上がる動作が多い方にもおすすめです。立ち上がり動作や食事のしやすさでも快適さを実感できるでしょう。また、3モータータイプは、背・膝・高さの3つの調節に対応します。背と膝が連動して動くため、姿勢を崩さず身体の負担を軽くしながら、背上げが可能です。または、背や膝のみの角度調節も可能で、好みの角度に調節できます。

パラマウントベッド レント 2モーター

パラマウント レント3モーター

よりシンプルな機能を求めるなら、パラマウントベッド レント 2モーターがいいでしょう。レントシリーズは、ホワイト・ピンク・グリーンと女性向けの色が揃っているのが特徴です。また、レントシリーズは83cm幅の省スペースタイプも選べます。家庭に介護用ベッドを設置したくても、スペースが限られている場合があります。83cm幅のタイプなら省スペース対応で、薄型・軽量なのも魅力です。電動による角度調節は、背・膝・高さに対応しています。背と膝の連動や、単体での調節も可能です。調節ボタンは、見やすく操作しやすい大きめのボタンを採用しています。寝たきりの方が自分で角度調節したいときにも、対応しやすいでしょう。ベッドはロックも可能なため、安全に使用することができます。

まとめ

家族が寝たきりになった場合は、専用のマットレスやベッドを活用しましょう。どちらも介護保険が適用となる商品を使えば、利用料の負担を軽減することができます。まだ本格的な介護用品が不要であっても、床ずれ防止をしていくことが大切です。介護用品があれば、介護する家族の負担軽減にも役立つでしょう。床ずれ防止用具や介護用ベッドが必要な際には、担当のケアマネジャーに相談してください。その方に合った介護用品を選んでくれます。

遠藤 和優
介護職員初任者研修、福祉用具専門相談員、住環境コーディネータ2級
福祉用具貸与事業所に勤務し、住み慣れたご自宅での在宅生活を安全・快適に過ごしていただけることをミッションとして福祉用具・住宅改修を通して携わる。
現在は、お客様のお悩みやご相談を受け、福祉用具だけではなく様々な介護保険サービスの説明やご案内を介護相談センター相談員として取り組んでいる。