2021.05.14

【2021年最新版】屋外での安全な移動を支援する介護用品の種類と特徴|快適介護用品・福祉用具

最終更新日:2021.08.02

 同居のご家族で介護が必要な方がいると、屋外への移動で不安があるでしょう。足腰の筋力が弱くなりふらつきやすくなったら、介護用品を活用してみてください。当コンテンツでは、屋外での安全性をサポートする介護用品をいくつかご紹介しています。手すり、歩行器、電動車いすなど必要なものを利用しながら、快適な生活に役立ててみてください。

屋外用手すり

屋外の手すり

玄関やベランダの入口などに段差があると、高齢者がつまずくおそれがあります。足の筋力に不安を感じたら、安全対策として屋外用手すりの設置がおすすめです。手すりは工事が不要で、簡単に後づけできるものを活用してみましょう。屋外用手すりの事例として、おすすめのタイプを3つご紹介します。

矢崎化工 たちあっぷ540片手すりCKH-02

たちあっぷ540片手すりは、54cmまでの段差に対応する手すりです。手すりと床面がセットになったタイプで、屋外でも屋内でも高さが合えば設置できます。工事することができない場所や、後づけしたい場所にもおすすめです。床面は樹脂マットのため、滑りにくくなっています。グリップ部分は樹脂製で、熱くなりにくく冷たさも感じにくい素材です。さらに1段または2段のステップを追加して、高さの調節ができます。手すりを両側に設置することも可能です。

安寿 アットグリップACT-C-930

 

アットグリップは、工事不要で設置できる手すりです。上下2段のステップに対応しているため、玄関など階段部分の手すりに向いています。または、玄関の土間の段差にも設置することができます。ベースプレートの段差は、最大45cmまでです。階段に設置する場合なら、2~3段くらいまで対応できます。設置するだけの手すりなら、賃貸住宅で工事ができない場合に便利です。家屋への傷の心配なく設置ができて、時間もお金も節約できます。

パナソニック スムーディ ロングタイプ 2400片手すり

後づけできる簡単手すりです。2つのプレートに手すりを設置するタイプで、工事ができない部分にも対応できます。ロングタイプは、最大で9段の段差相当まで対応できます。長さは最大135cmまでで、玄関先に車庫がある家庭におすすめです。または、玄関への通路が長く、長い手すりの設置が必要な際にも役立つでしょう。ひとつずつの手すりは、ジョイントでつなげるタイプです。調節は六角レンチで簡単なため、工具の使用に不安がある方にもおすすめします。

歩行を支援する歩行器

歩行器

足腰の筋力が弱くなりふらつきやすくなったら、歩行器の導入を検討しましょう。歩行器は、身体を支える機能だけでなく、小物を入れられるタイプもあります。外出の際に活用したい歩行器のおすすめのタイプを3つご紹介します。

幸和製作所 テイコブリトルスリム

重量4.5kgの軽量タイプの歩行器です。本体がコンパクトで小回りが利くため、身体の小さな女性におすすめです。グリップ部分はU字になっており、身体をしっかり支えることができます。両手でグリップを握って安全に歩行できます。歩行器の前面部には、荷物が入れられる買い物袋つきです。袋はコンパクトで歩行の邪魔になりにくく、ちょっとした小物や買い物したものを入れられます。

幸和製作所 サンティノ

スタイリッシュなデザインがおしゃれな歩行器です。シックな色でシンプルな形状のため、男女問わず使うことができます。折りたたむとコンパクトになり、持ち運びに便利です。電車やバスなどに乗る際には、小さく折りたたむことができます。折りたたみは片手でできる設計で、急ぐ場所でもスムーズです。前面部にあるバッグは、合成皮革素材で高級感があります。バッグにはちょっとした小物も入れられて、外出先の歩行をサポートできます。歩行器には杖立て機能がついています。杖立てがあれば、状況に合わせて歩行器と杖の使いわけができるでしょう。座面なしのシンプルな形状のため、歩行のサポート用におすすめです。

ウィズワン ヘルシーワンW

ポップで明るい雰囲気の歩行器です。カラフルな色の車輪や、複数の柄が用意されているバッグ部分がポイントです。バッグは大容量のため、買い物したものを入れられるます。ハンドルは4段階調節式で、幅広い身長の人にも対応できます。ブレーキつききで安全に走行可能です。使わないときはコンパクトに収納することができます。手前についているポケットには、小物を入れられて便利です。歩行器には駐車用ボタン式ストッパーがついています。ロックを掛けておけば、歩行器が勝手に動き出す心配がありません。手元でのロック解除が可能で、簡単に操作ができます。

電動車いす

車イス

自力歩行が難しい方でも、電動車いすがあれば移動が楽です。家族と一緒に出かける際や、ひとりでの外出にも対応しやすいです。これから電動車いすを選ぶ方向けに、おすすめのタイプを3つご紹介します。

マキテック e-Economyスマイル(KEY-01)

基本的な性能を兼ね備えた、シンプルなタイプの電動車いすです。ベースが黒で、オレンジのフレームがポイントになっています。最低限の機能のみの商品のため、リーズナブルな価格が魅力です。折りたたみが可能で、車や玄関に収納することができます。手元には、握力が弱い方でも操作しやすいレバーがついています。後ろ側には手動と電動の切り替えつきで、同行者が押すことができるタイプです。操作レバー部分には、充電差し込み口とUSBポートがあります。もしもの際の充電に役立ちます。USBポートは、スマートフォンなどの機器の充電に便利です。

カシダス 折りたたみ式 電動車いすラスレル

軽量でコンパクトな電動車いすです。本体の重量は、バッテリーを入れても21.6kgを実現しました。女性でも持ち運びができる重さで、電動車いすの中でもトップクラスの軽さです。車いすは折りたたみも可能で、車に積んで外出先で使えるます。折りたたむ時間は3秒程度で、32cmのサイズになります。手元の操作は、握力が弱い方でも使えるようレバータイプです。フットブレーキによる安全対策もあります。車いすの走行は、歩道または公道です。最大速度6km/h未満のため、歩道での走行が可能です。また、国家公安委会主体の認定制度を満たした設計で、公道での走行にも対応できます。

スズキ セニアカーET4D

 

小型バイクのような形状の電動車いすです。前部分にはかごがつけられており、買い物したものを入れるのに便利です。操作は高齢者でも簡単にできるよう、音声案内があります。傾斜角度がある場合の警告や、バックのお知らせもあり安心です。1回の充電で、最大31kmまで連続走行ができます。小回りができるタイプで、狭い場所での走行にもおすすめです。走行は車道ではなく歩道のため、車との接触が心配な方でも安心です。充電は、家庭用のコンセントが使用可能です。専用コンセントの設置が不要で、家庭用の100Vコンセントで充電できます。

まとめ

高齢になり屋外の移動に不安を感じたら、介護用品の導入をご検討ください。出入口の安全性の確保からはじめ、屋外での移動を楽にしてくれる用品も活用してみましょう。介護保険が使える商品もあります。費用の面で不安がある方は、ケアマネジャーにご相談ください。介護保険を使って少ない費用でレンタルができる場合があります。

遠藤 和優
介護職員初任者研修、福祉用具専門相談員、住環境コーディネータ2級
福祉用具貸与事業所に勤務し、住み慣れたご自宅での在宅生活を安全・快適に過ごしていただけることをミッションとして福祉用具・住宅改修を通して携わる。
現在は、お客様のお悩みやご相談を受け、福祉用具だけではなく様々な介護保険サービスの説明やご案内を介護相談センター相談員として取り組んでいる。